パレスチナ自治区ガザの北部で10日、イスラエル軍の空爆があり、子ども13人を含む少なくとも33人が死亡した。自治政府の通信社WAFAが報じた。

 WAFAによると、10日早朝に空爆を受けたのはガザ北部ジャバリヤの民家で、戦闘から逃れた人たちが避難していたという。完全に壊れた建物のがれきの中には、まだ多数の人々がいるとみられ、捜索と救援活動が続いている。

 ガザ保健省の9日の発表によると、昨年10月7日にイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以降、パレスチナ人の死者は4万3552人にのぼる。(其山史晃)

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