ウクライナのドローン攻撃後に火が立ち上った(モスクワ近郊、10日)=ロイター

【モスクワ=共同】ロシアの首都モスクワ市のソビャニン市長は10日、モスクワ周辺にウクライナ軍による無人機攻撃があり、ロシア側が32機を迎撃したと通信アプリで明らかにした。首都郊外のモスクワ州知事によると、無人機の残骸が落下して住宅火災が発生し、女性(52)がやけどで入院した。タス通信などが報じた。

ロシア航空当局によると、攻撃の影響で首都周辺のドモジェドボ、シェレメチェボ、ジュコフスキーの主要3空港で発着が一時的に制限された。

ロシア国防省によると、10日朝にモスクワ州やブリャンスク州など西部6州で破壊した無人機は計70機に上った。国防省は10日、ウクライナ東部ドネツク州クラホベ北東郊外の1集落を制圧したと発表した。

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