【ワシントン共同】米国務省のパテル副報道官は29日の記者会見で、イスラエル軍の五つの部隊が重大な人権侵害を引き起こしていたと明らかにした。いずれもパレスチナ自治区ガザで戦闘が始まった昨年10月以前に、ガザ以外の場所で発生したとしている。  人権侵害の中身は明らかにしなかったが、イスラエルが占領するヨルダン川西岸で、パレスチナ人が被害に遭ったとみられる。うち4部隊は人権侵害を是正したが、残る1部隊に関しては米側がさらなる情報提供を受け、対応を協議しているという。


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