北朝鮮の弾道ミサイルに、ロシアが技術支援をした可能性が浮上しています。

北朝鮮は10月31日、最新型のICBM=大陸間弾道ミサイル「火星19型」を初めて発射し、高度と飛行距離などが過去最高を記録したと発表しました。

韓国軍の分析の結果、ミサイルには固体燃料を使用した最新型のエンジンが搭載されていたことがわかり、エンジンについてロシアから提供された可能性が浮上しているということです。

軍から報告を受けた与党の国会議員が明らかにしたもので、北朝鮮が最新型エンジンの実験を行ったことが確認できないため、ロシアから技術支援を受けた可能性が高いとみています。

韓国軍は「北朝鮮がロシアから『宇宙技術分野協力』という名目で、弾道ミサイル開発に転用可能な技術支援を受けている可能性を排除できない」と説明しています。

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