【パリ=北松円香】英国のスターマー首相が11日にパリを訪問し、フランスのマクロン大統領と会談した。仏大統領府によると両首脳は、ロシアによる攻撃が続くウクライナに対し「揺るぎない支援」を必要な限り続けると確認した。英仏の防衛協力強化でも一致した。
両首脳はイスラエル軍とその他の勢力と衝突が続く中東問題も協議した。英首相官邸によると両氏はパレスチナ自治区ガザやレバノンへの深い懸念を共有し、パレスチナ西岸の安定が必要だとする点も確認した。
スターマー氏はこの日パリの凱旋門で開催された、第1次世界大戦休戦記念日の式典に出席した。仏大統領府高官によると、10月後半に英首相に式典出席を打診したという。
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