ニューヨーク・タイムズ本社=ロイター

【ニューヨーク=時事】米新聞大手ニューヨーク・タイムズの技術部門を束ねる労働組合は11日、4日から始めたストライキを終結させたと発表した。加入する約600人の従業員は12日に職場復帰する。米メディアによると、労使は今後も賃上げなど待遇改善に向けた協議を続けるという。

ストを巡っては、5日投開票の米大統領選の取材活動に影響するとの懸念が生じていた。労組は11日の声明で「ストはタイムズに対する警告だ。われわれの仕事がどれほど価値があるかということをはっきりと示した」と意義を強調した。

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