ドイツでは11月6日、予算案をめぐる連立与党内の意見対立から政権が崩壊しショルツ首相はこれまで議会選挙を来年3月末までに行う意向を示していました。
しかしアメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝利するとともに、国内景気の失速が明らかになる中、議会や経済界から政治空白の長期化を避けるべきだという声が高まり、12日、与野党が協議した結果、予定を前倒しして、来年2月23日に実施することが決まりました。
2021年に発足したショルツ政権は経済や財政政策を巡る政権内の意見対立が表面化して支持が低下していて、最大野党で中道右派のキリスト教民主・社会同盟が世論調査の支持率で首位に立っています。
このため議会選挙では、キリスト教民主・社会同盟を軸とした政権へと交代するのかなどが焦点となります。
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