ネパール国籍の男2人を作業員として不法に働かせたとして、警察は宮城県栗原市で金属などの買取会社を経営する中国籍の男を逮捕しました。

記者リポート
「男の身柄が若柳警察署に移されます」

不法就労助長の疑いで逮捕されたのは、栗原市にある廃品買取会社「小平商事」を経営する、中国籍の小平森也こと高瀚容疑者(24)です。

記者リポート
「県警の捜査員が栗原市築館にある廃品買取会社に家宅捜索に入ります」

高容疑者は今年9月22日から10月31日までの間、資格外活動の許可を受けていないネパール国籍の男2人を作業員として働かせ、不法就労を助長した疑いが持たれています。

10月、栗原市内で発生した窃盗事件の捜査の中で「小平商事」が違法に外国人を働かせている疑いが浮上。警察は11月1日、作業員として働いていたネパール国籍の男2人を出入国管理法違反の疑いで逮捕しました。

警察は捜査に支障があるとして、高容疑者の認否を明らかにしていません。

栗原市民
「片言の日本語の廃品回収のビラ配りもありましたね。県外ナンバーがビラ配りとかしてたりしますね」
「(自分の敷地に)農機具の古いのとかいっぱい置いている。(廃品買取業者が訪ねてきて)中に入ってきょろきょろする。農機具あるよね鉄も、銭になるようなものがいっぱいあるんじゃない」

警察には廃品回収を呼び掛ける外国人に関する苦情や相談が寄せられていたということで、不審に感じたときには警察に通報してほしいと呼びかけています。

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