【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(11月13日の動き)
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クリミア半島でロシア黒海艦隊の幹部死亡 車に爆発物
ロシアが支配するウクライナ南部クリミア半島で、ロシア黒海艦隊の幹部が、車に仕掛けられた爆発物の爆発で死亡したことがわかり、ウクライナメディアは、この幹部が、おととし7月に29人が死亡したウクライナ西部へのミサイル攻撃を命令した人物だと報じています。
ロシアメディアによりますと、ロシアが支配するウクライナ南部クリミア半島の軍港都市セバストポリで13日、車に仕掛けられた爆発物が爆発し、ロシア黒海艦隊の幹部が死亡しました。
ロシア当局は、これをテロだとして、捜査を開始したということです。
ウクライナメディアは13日、情報筋の話として、今回の黒海艦隊の幹部の殺害は、ウクライナの保安局が行った作戦で、車に仕掛けられた爆発物は遠隔操作によって爆発したとしています。
また、この幹部は、おととし7月に、29人が死亡したウクライナ西部ビンニツァ州への黒海からの巡航ミサイルによる攻撃を命令するなど、民間人を標的とした作戦を指揮してきた人物だと報じています。
ロシア国営映画会社 社長 “撮影用に保有の戦車など軍に提供”
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ロシア国営映画会社の社長がプーチン大統領と会談し、ソビエト時代に製造され会社が撮影用に保有してきた戦車など50両をロシア軍に提供したと明らかにしました。
ロシア大統領府によりますと、ロシア国営の映画会社「モスフィルム」のシャフナザロフ社長は13日、モスクワのクレムリンでプーチン大統領と会談しました。
この中で、シャフナザロフ氏は、プーチン大統領に対し、ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続く中、会社が映画の撮影用に保有してきた戦車などあわせて50両を、去年、ロシア軍に提供したと明らかにしました。
冷戦時代に使われたT55型戦車28両などが含まれるということですが、実際にウクライナへの侵攻で使用されたかどうかはわかっていません。
プーチン大統領は「モスフィルムは私たちの誇りだ」と述べました。
モスフィルムによりますと、映画の撮影用として190台以上の装甲車などの軍用車両を保有しているということで、「これらは整備された状態で、同時に複数の映画撮影に対応できる」としています。
ロシア軍をめぐっては、ウクライナへの侵攻での多大な損失を受けて、これまでもソビエト時代の旧式の戦車などを投入していると指摘されていました。
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