イスラエル軍がヒズボラに対する軍事作戦だとしてレバノン各地で攻勢を強める一方、ヒズボラもロケット弾などでイスラエルへの攻撃を続けています。

ロイター通信は14日、レバノンに駐在するアメリカ大使がレバノン国民議会のベッリ議長に停戦の草案を手渡したと伝えました。

草案の詳細は明らかになっていませんが、戦闘が始まってからこれまでに死亡した人が3400人を超えるなど、犠牲が拡大するなかで双方が合意できるかどうかが焦点です。

ただ、イスラエルはこれまでヒズボラの武装解除が必要だなどとする立場を主張していて、双方の隔たりは大きいとみられます。

一方、イスラエルの地元メディアは15日、アメリカのトランプ次期大統領がイスラエル大使に起用すると発表したマイク・ハッカビー氏のインタビューの内容を伝えました。

この中で、ハッカビー氏は「トランプ氏の政策は私が知っている大統領の中で最もイスラエル寄りであることをとてもうれしく思っている」などと述べ、イスラエルの立場を強く支持する姿勢を鮮明にしました。

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