中国の習近平国家主席
【リマ共同】中国の習近平国家主席は15日、南米ペルー首都リマで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の最高経営責任者(CEO)サミットで書面演説し「世界は保護主義の台頭で新たな混乱の時代を迎えている」と懸念を表明し、自由貿易体制の維持を訴えた。王文濤商務相が会場で代読した。「米国第一」を掲げ対中関税の引き上げを公言するトランプ次期米大統領をけん制した。 習氏は15~16日のAPEC首脳会議に出席。来年1月のトランプ氏就任後、米中対立が激化する事態を見据え、保護主義や単独主義に反対する国際世論を高めたい考え。 書面演説で習氏は各国の利益のため経済のグローバル化を推進し、世界貿易機関(WTO)を中心とした多国間貿易体制を堅持すべきだと訴えた。 中国は改革を深化させ「世界経済に勢いを与える」と強調。中国経済は減速傾向にあるが、習氏は2024年の国内総生産(GDP)成長目標「5・0%前後」の達成に自信があると述べた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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