アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席は16日、訪問先のペルーで1年ぶりに会談し、トランプ政権の発足を見据え、対話の継続の重要性を確認しました。

アメリカ・バイデン大統領:
会談は誤算を防ぎ、両国間の競争が紛争に発展しないことを確実にする。

中国・習近平国家主席:
中国とアメリカは互いをライバルや敵対者とみなし、悪質な競争を追求し傷つけ合おうとすれば関係は険悪になり、後退さえするだろう。

会談では、トランプ政権の発足を見据えた発言も交わされました。

バイデン大統領は「新政権発足までの2カ月間は、米中関係の安定が不可欠だ」と強調しました。

一方、習主席は「中国を封じ込めることは賢明ではなく、望ましくなく、成功することはない」と述べ、関税の強化を訴えるトランプ氏をけん制した発言とみられます。

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