イスラエル軍は17日もヒズボラの拠点があるとしてレバノンの首都ベイルート郊外で空爆を行ったほか、地元メディアなどはベイルート中心部に近い地域への空爆でヒズボラの広報担当者が殺害されたと報じています。
レバノンの保健当局はイスラエル軍の攻撃によって、これまでに3481人が死亡したとしています。
これに対し、ヒズボラもロケット弾などでイスラエル軍への攻撃を行い、双方による応酬が続いています。
こうした中、地元メディアは18日、双方に停戦の働きかけを続けるアメリカが、近く特使をレバノンに派遣すると伝えました。
アメリカが先に示した停戦の草案について、ヒズボラがみずからの立場をレバノン政府側に伝達したということで、派遣される特使は草案に対するヒズボラの回答についてレバノン政府側と協議するとみられます。
ヒズボラは草案には寛容な立場を示していると伝えられており犠牲者が増え続ける中、停戦の実現につながるかが焦点です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。