【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)外相理事会は18日、ウクライナの米国製長射程兵器によるロシア領攻撃をバイデン米政権が容認したことを受け、EUとしての対応を協議したが、容認で一致することはできなかった。EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表が理事会後の記者会見で「今日は結論が出なかった」と述べた。  ボレル氏は「それぞれの加盟国が決めることだ」と指摘。ウクライナがEU加盟国が提供した兵器をロシアからの攻撃を防ぐためだけでなく、ロシア国内の標的の攻撃に使うことも認めるべきだと改めて強調した。

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