【パリ共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の委員会は18日、イスラエル軍と民兵組織ヒズボラとの戦闘が続くレバノンにある34の文化遺産の保護を強化し、緊急の資金支援をすると決めた。  文化遺産には、世界遺産に指定されている東部バールベックや南部ティールの遺跡も含まれている。バールベックとティールはいずれもヒズボラの影響力が強い地域で、イスラエル軍が最近、空爆を繰り返している。  ユネスコのアズレ事務局長は声明で「必要な専門知識と資金を提供するため全力を尽くす」とした。

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