長崎県の寺から盗まれた仏像について、韓国の寺が日本への返還を書面で保証する方針であることが分かりました。
長崎県の有形文化財「観世音菩薩坐像」は、2012年に対馬市の観音寺から盗まれた後、韓国に持ち込まれ、韓国の浮石(プソク)寺が所有権を主張し、裁判を起こしました。
2023年、韓国の裁判で日本側の所有権が認められた後も仏像は返還されていませんでしたが、浮石寺が日本への返還を書面で保証する方向であることが分かりました。
韓国与党の議員が明らかにしたもので、寺側は100日間の法要を行った後、韓国で釈迦(しゃか)の誕生日を祝う2025年5月5日前後の返還を検討しているということです。
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