【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は30日、パレスチナ自治区ガザで続く戦闘の休止合意の有無にかかわらず、ガザ最南部ラファに侵攻しイスラム組織ハマスを壊滅すると述べた。ハマスが拘束する人質の家族らとエルサレムの首相公邸で面会して語った。恒久停戦を求めるハマスの反発は必至で、戦闘休止を巡る間接交渉での歩み寄りは難しくなりそうだ。  イスラエルのカッツ外相は27日、交渉が「合意に至ればラファ侵攻計画を停止するだろう」と述べていた。交渉でイスラエルは人質解放後に恒久停戦を議論する用意があるとの譲歩案を示したとされ、合意への期待感が高まっていた。


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