北朝鮮国防省は23日、国営の朝鮮中央通信を通じて、広報室長の談話を発表しました。
この中で、今月、自衛隊とアメリカ軍、それに韓国軍が北朝鮮などを念頭にした共同訓練「フリーダム・エッジ」を行ったことや、アメリカ軍の原子力潜水艦が韓国に寄港したことなどについて、地域の軍事的な緊張を高めていると非難しました。
そのうえで「これ以上の挑発的で敵対的な行動を即刻、中断するよう強く警告する。必要と判断された場合、危険を事前に抑止するため、即時、行動する」と強調しました。
「フリーダム・エッジ」をめぐっては、ことし6月に初めて行われたあと、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の妹、キム・ヨジョン(金与正)氏が談話を出し「主権の侵害や宣戦布告となる行為があれば、任務はただちに遂行される」として、対決姿勢を示していました。
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