野球の国際大会「プレミア12」で優勝を果たし喜ぶ台湾チーム(24日、東京ドーム)=共同

【台北=共同】台湾の頼清徳(ライ・チンドォー)総統は24日、野球の国際大会「プレミア12」の決勝で日本に勝利し初優勝した台湾代表をたたえるため、選手が台湾に戻る際の航空機を上空で空軍戦闘機が出迎えるよう手配したと明らかにした。フェイスブックに書き込んだ。

頼氏は優勝決定後、フェイスブックで「ありがとう台湾の英雄」と選手たちに謝意を表明。「素晴らしい守備」や「積極的な走塁」を称賛した上で「世界に台湾を賛嘆させた」とたたえた。

戦闘機での出迎えは、パリ五輪で計7個のメダルを獲得した台湾代表団が台湾に戻った8月にも実施。台湾メディアによると、今月26日に頼氏と台湾代表の面会を調整しているほか、パレードも開催する。

トップレベルの野球の国際大会で台湾代表が決勝に進んだのは、銀メダルを獲得した1992年のバルセロナ五輪以来32年ぶり。24日付の台湾各紙は軒並み1面トップで決勝進出を報じた。

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