フランスとイギリスがロシアの軍事侵攻が続くウクライナへの派兵について議論していると、フランスメディアが報じました。

フランスの大手紙「ルモンド」は25日、フランスとイギリスがウクライナに、ヨーロッパから軍隊や軍事企業の関係者を派遣する議論を始めたと伝えました。

11月11日にフランスのマクロン大統領とイギリスのスターマー首相が会談したのをきっかけに議論が始まり、アメリカのトランプ次期大統領が就任することで、ウクライナへの支援が後退することを視野に入れたものとしています。

現地に派遣する軍事企業については、ウクライナ兵の訓練や、フランスが供与した武器の管理を担うことができるフランスの会社が検討されているということです。

2024年2月にはマクロン大統領が「現地に部隊を派遣することについて、いかなる可能性も排除されるべきではない」と発言し、ヨーロッパ各国から反発の声が上がっていました。

イギリスの首相官邸スポークスマンはFNNの取材に対し「そのような計画はない」とコメントしています。

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