アメリカのトランプ次期大統領は新政権で通商政策を担うUSTR=通商代表部の代表にジェミソン・グリア氏を起用すると明らかにしました。

ジェミソン・グリア氏は国際貿易法を専門とする弁護士で、第1次トランプ政権では対中強硬派として知られたUSTRのライトハイザー元代表の首席補佐官を務めていました。

就任すればトランプ氏が大統領選で掲げた輸入品に対する関税引き上げの議論を主導することになります。

トランプ氏は声明でジェミソン氏について「第1次政権で中国などに関税を課し、不公正な貿易慣行に対抗する重要な役割を果たした。

アメリカの巨額の貿易赤字の抑制に重点を置くことになる」と評価しています。

トランプ氏はまた、NIH=国立衛生研究所の所長にスタンフォード大学教授のジェイ・バタチャリア氏を指名すると発表しました。

トランプ氏は、バタチャリア氏について「ロバート・ケネディ・ジュニア氏と協力してアメリカの医療研究を指揮し、人命救助につながる重要な発見を行うことになる」と期待を寄せています。

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