フィリピン警察は「殺し屋発言」で物議を醸しているサラ・ドゥテルテ副大統領らについて、暴行などの疑いで検察に告発したと発表しました。

現地メディアによりますと、サラ副大統領の警護担当者は23日、議会の施設に拘束されていたサラ氏の側近を病院に連れ出す際、警官に暴行を加えた疑いなどでフィリピン警察に告発されました。

この側近は、サラ氏の公金乱用疑惑を巡り、議会を侮辱したとして拘束されていました。

今後、検察の判断次第では、サラ氏を含め刑事訴追される可能性があります。

ドゥテルテ前大統領の長女であるサラ氏を巡っては、自らが殺された場合にマルコス大統領らを暗殺するよう「殺し屋を雇った」などと発言し、マルコス大統領が非難しています。

サラ氏は「計画に実体はない」と反論していますが、捜査当局は本人に29日に出頭するよう命じています。

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