【パリ共同】フランスの極右政党、国民連合(RN)の指導者マリーヌ・ルペン氏が公金を不正に受給したとされる疑惑を巡る公判が27日、パリの裁判所で結審した。判決は来年3月31日に言い渡される。ルペン氏は公金不正流用罪で禁錮5年と5年間の公職追放などを求刑されており、判決次第では2027年の大統領選に出馬できない可能性がある。  ルペン氏は大統領選の有力候補になると目されてきた。一貫して否認している。  ルペン氏は欧州連合(EU)欧州議員だった04~16年、秘書給与の名目で欧州議会から資金を不正受給した疑惑が持たれている。

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