イスラエル軍とヒズボラの戦闘は、27日未明、イスラエル・レバノン両政府による停戦が発効して以降、大きな衝突は伝えられていません。
これを受けてレバノン南部では避難民がふるさとに戻り始めていますが、地上侵攻後、現地を占拠しているイスラエル軍は、一部の区域で立ち入り禁止の措置をとり、避難民に戻って来ないよう警告しています。
イスラエル軍の報道官は27日夜、「立ち入り禁止区域に近づいた容疑者を拘束し、ヒズボラの戦闘員を排除した。われわれはいかなる停戦合意違反にも力で応戦する」と発表しました。
ヒズボラも声明でイスラエルへの抵抗を続けると主張し、双方が停戦を順守し、新たに停戦監視にあたるレバノン軍が展開できるかが焦点となっています。
一方、パレスチナのガザ地区の停戦に向けては、複数のアラブメディアが仲介国エジプトの代表団が28日にイスラエルを訪問すると報じ、行き詰まっていた停戦協議が再開するかが注目されています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。