台湾の頼清徳総統は、就任後初めての外遊で太平洋諸国の歴訪をスタートさせました。アメリカのハワイにも立ち寄ると表明していて、中国は圧力を強めています。

頼総統は、出発の際に「アメリカ政府には安全、尊厳、快適さ、利便性の原則を遵守した円滑な行程を実現していただき感謝する」と述べ、今回の外遊でのアメリカ政府の協力に感謝の意を表明しました。

頼氏は、12月6日までの日程で太平洋のマーシャル諸島やツバル、パラオを訪問します。

台湾と外交関係を持つ国が12まで減る中、頼氏は今回の外遊で「民主の価値を広めたい」と強調しました。

経済支援などを通じて太平洋諸国に影響力を強めている中国をけん制した形です。

中国は、頼氏のアメリカ立ち寄りに強く反発していて、軍用機や軍艦が台湾周辺で連日活動するなど圧力を強めています。

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