【ナイロビ共同】バイデン米大統領は2日、アフリカ南部アンゴラを訪問した。サハラ砂漠以南のアフリカを現職米大統領が訪れるのは2015年のオバマ氏以来。鉱物資源が豊富な地域で存在感を増す中国に対抗し、経済協力やインフラ投資の強化で巻き返しを図る狙いがある。  アンゴラは伝統的に中国と関係が深いが、17年に就任したロウレンソ大統領は対米接近を図っている。米国はアフリカ南部の資源を大西洋岸にあるアンゴラの港に運ぶ輸送路「ロビト回廊」の整備を支援しており、バイデン氏は3日の首脳会談で米国が積極的に関与し続ける姿勢を示す。

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