大谷選手に野球カード返還へ　元通訳、盗んだ金で購入

　【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州ロサンゼルスの連邦地検は２日、大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手（３０）の元通訳、水原一平被告（３９）＝銀行詐欺罪などで起訴＝が盗んだ金で購入した３２万５千ドル（約４９００万円）相当の野球カードが大谷選手に返還される見通しだと明らかにした。同州の連邦地裁に提出した書類で説明した。 　大谷選手が地裁に返還を申し立てていた。地検は、地裁が来年１月２４日に水原被告に量刑を言い渡した後、返還手続きが進められるとしている。 　米国は野球カードの収集家が多く、高値で売買されることがある。地検は、水原被告は転売で利益を得る目的だったとみている。

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