【午前11時ごろ】弾劾訴追案は7日採決へ
国会で過半数議席を持つ最大野党「共に民主党」は尹氏の弾劾訴追案を7日に採決するよう求める方針を決めた。
【午前8時30分ごろ】国防相罷免、後任に駐サウジ大使
鄭鎮碩（チョン・ジンソク）大統領秘書室長が大統領府で記者ブリーフィングをした。尹大統領が金龍顕（キム・ヨンヒョン）国防相の免職を認め、後任の国防相に崔秉赫（チェ・ビョンヒョク）駐サウジアラビア大使を指名したと発表した。
【5日午前0時48分】弾劾訴追案が国会で報告される
尹氏の弾劾訴追案が国会本会議に報告された。24時間以降、72時間以内に採決をする必要がある。本会議に与党議員は出席せず、議場は空席が目立った。
【午後10時ごろ】与党が議員総会、弾劾案に反対へ
与党「国民の力」が議員総会を開いた。日付を超えるまで続き、韓国メディアによると、与党は弾劾訴追案に反対する立場を決めた。
【午後7時ごろ】市民らがデモ、大統領の退陣求める
ソウル市中心部の市庁付近に老若男女が集まり、尹大統領を糾弾した。韓国で民主主義の象徴とされる蠟燭（ろうそく）を模したライトを手にした人が次々と訪れ、「内乱罪だ、退陣せよ！」などと叫んだ。
【午後6時ごろ】国防相が辞意表明
韓国国防省は4日、非常戒厳を巡って軍に指示を出した金龍顕（キム・ヨンヒョン）国防相が辞意を表明したと発表した。国民に混乱を与えたとして「責任を痛感し、申し訳ない」と謝罪した。「全将兵は国防相の指示に従ったもので、すべての責任は国防相にある」と認めた。
【午後5時ごろ】与党代表らが尹大統領と面会
与党「国民の力」の韓東勲（ハン・ドンフン）代表、秋慶鎬（チュ・ギョンホ）院内代表、韓悳洙首相らが大統領府で尹氏と約80分間面会した。
【午後4時】経済6団体、政府と緊急会議
中小企業総連合会など6団体が韓国商工会議所で緊急会議を開いた。貿易などに影響が出ないよう、政府と綿密に連絡を取ることを確認した。
【午後3時ごろ】野党代表が国会前に登場、市民と意見交わす
共に民主党の李在明代表が国会に集まった市民の前に登場し、意見を交わした。市民らは「尹錫悦は辞任しろ！」と書いた紙を掲げていた。
【午後2時40分ごろ】 野党6党、弾劾訴追案を国会に提出
「共に民主党」など野党6党が尹錫悦大統領の弾劾訴追案を国会に提出した。
【午後2時ごろ】 野党が内乱罪の告発状提出
野党第2党、祖国革新党の曺国（チョ・グク）代表が内乱罪などの疑惑で尹氏に対する告発状を提出した。
【正午ごろ】 米韓「核協議グループ」を延期
韓国の聯合ニュースは4日、米国と韓国が4、5日に米首都ワシントンで開催予定だった「核協議グループ」の会合を延期したと報じた。北朝鮮の核使用を想定した机上演習も延期した。米国防総省は延期の理由を明らかにしていない。核協議グループは米軍の核兵器の運用について情報共有する目的で2023年に設置し、今回が4回目の会合だった。
【午前11時50分ごろ】 大統領の離党要求「意見割れた」
与党「国民の力」代表の韓東勲（ハン・ドンフン）代表が党内会議の内容を説明した。内閣総辞職、国防長官の解任について「意見がまとまった」と表明した。尹大統領の離党要求については意見が割れたと明かした。与党幹部によると、弾劾訴追への方針について、午後に再度議員総会を開いて意見集約する方針。
【午前11時10分】 最大野党「弾劾進める」
野党「共に民主党」が「尹大統領、金龍顕（キム・ヨンヒョン）国防相、李祥敏（イ・サンミン）行政安全相を内乱罪で告発し、弾劾を進める」と表明した。「捜査機関は全国民が認知している内乱事件なので、直ちに捜査に着手し、内乱罪を法の審判台に立たせてほしい」と強調した。
【午前10時30分ごろ】 韓国各紙は一斉に報道
【午前10時15分ごろ】 合同参謀本部が緊急会議
韓国軍の合同参謀本部が緊急の作戦指揮官会議を開催したと発表。金明秀（キム・ミョンス）議長が「軍本来の任務である国民の安全を最優先に保護」と指示。
【午前9時30分ごろ】 大統領府の幹部が一斉に辞意
聯合ニュースによると、大統領府の幹部が一斉に辞意を表明した。表明したのは鄭鎮碩（チョン・ジンソク）大統領秘書室長、申源湜（シン・ウォンシク）国家安保室長、成太胤（ソン・テユン）政策室長と7人の首席秘書官。
【午前9時ごろ】 韓国取引所「正常開場」
韓国取引所は4日、同日の証券市場とデリバティブ（金融派生商品）市場などを正常運営すると決めた。韓国メディアによると午前1時と7時の2回の会議を経て「海外上場の韓国銘柄の価格や取引状況、為替レート動向を総合的に考慮し最終決定した」と説明した。
韓国銀行は臨時の金融通貨委員会を開催。金融・外国為替市場の不安要因が潜在しており、市場の安定措置を積極的にとる方針を確認。
【午前8時30分ごろ】 オフィス街「日常と変わらず」出勤の波
ソウル中心部の出勤風景は平常通りで、交通量に目立った変化はなかった。
【午前8時ごろ】 労組団体が無期限のゼネストを宣言
強硬労組として知られる「全国民主労働組合総連盟」がゼネストを行うと宣言した。「尹錫悦が退陣するまで続ける」としており、「労働者の権利が保障されるように共に歩む」と呼びかけた。
【午前7時30分ごろ】 韓国国会前「尹錫悦を逮捕せよ！」市民ら
ソウル市内を流れる漢江（ハンガン）の中州、汝矣島（ヨイド）にある国会議事堂前には市民らが集まり、夜通し声を上げた。国会に通じる一般道は閉鎖され、警察車両が連なった。蛍光色のチョッキを着た警察官が居並ぶそばで「尹錫悦を逮捕せよ」とシュプレヒコールを上げ与党を糾弾する看板を掲げた。
【午前7時ごろ】 「金融が非常事態」韓国銀行などが緊急会議
韓国の崔相穆（チェ・サンモク）経済副首相兼企画財政相がマクロ経済・金融問題に関する緊急会議を開き「戒厳令で金融市場が非常事態に陥っている」と説明。「あらゆる措置を迅速に行うため、リアルタイムの監視システムを運用する」と強調した。
【午前7時ごろ】 最大野党が尹氏に辞任要求 「弾劾手続き突入も」
韓国の最大野党「共に民主党」が尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領に辞任を要求した。「直ちに退陣しない場合、共に民主党は国民の意思を受け入れ、直ちに弾劾手続きに突入する」と宣言し、国会決議で大統領を辞めさせる弾劾訴追を準備する方針を示した。
【午前4時40分ごろ】 野党代表「尹大統領が反国家勢力」 国会前で発言
野党・祖国革新党の曺国（チョ・グク）代表が国会の前で発言した。尹氏による3日夜の非常戒厳宣言が刑法87条の「内乱」罪にあたると断じ「尹大統領自身がまさに反国家勢力だ」と非難した。内乱罪の現行犯で「逮捕しなければならない」と主張した。
【午前4時20分ごろ】 尹大統領が戒厳宣言解除方針を発表
韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は非常戒厳を解除する方針を発表した。戒厳のため投入していた軍を撤収させたと明らかにした。
【午前2時3分】 軍が全員、国会から撤退
【4日午前1時ごろ】 国会が戒厳解除要求を可決
韓国国会は非常戒厳の解除要求決議案を出席議員190人の全員賛成で可決した。憲法の規定によると、国会の過半数が賛成した場合、戒厳令を解除しなければならない。
【3日午後11時48分】 軍の約230人が国会敷地内に進入
【3日午後10時50分ごろ】 与党代表、尹氏を批判「宣言は間違っている」
与党「国民の力」の韓東勲（ハン・ドンフン）代表は尹氏の宣言を受け「非常戒厳の措置は間違っている。国民とともに阻止する」と発言した。
【3日午後10時25分ごろ】 尹大統領が「非常戒厳」宣言
韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は野党多数の国会が行政をまひさせていると訴え「非常戒厳」を宣言した。
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