NASA(アメリカ航空宇宙局)は5日、月探査プロジェクト「アルテミス計画」について、2026年9月の予定だった有人月面着陸は、2027年にずれ込むと発表しました。

NASAはアルテミス計画の第1弾として、2022年12月に無人宇宙船「オリオン」に月を周回させるミッションに成功していましたが大気圏への再突入時に「オリオン」の耐熱部品が想定外の損傷を受けていたことが分かりました。

こうした対策のため、2025年9月を予定していた第2弾の月を周回する有人飛行を2026年4月に延期し、2026年9月の予定だった有人月面着陸は2027年半ばにずれ込むと発表しました。

予定通り2027年に有人月面着陸に成功すれば、1972年のアポロ17号以来、約半世紀ぶりに人類の月面着陸が実現することになります。

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