トルコのアパートで11月、黒い塊や水を含む“土砂”がビルを貫通し、吹き出す様子がカメラに捉えられた。同エリアでは連日豪雨が続き、アパート裏の斜面で土砂崩れが発生。凄まじい勢いでアパートのビルを襲った。この土砂被害で4人が負傷、1人が死亡しているという。
アパートを襲った“黒い塊”
トルコ北東部で11月19日の早朝6時半過ぎ、住人たちが寝静まったアパートで撮影されたのは、突然、ガラスや壁が吹き飛ぶ瞬間だ。
この記事の画像(11枚)さらに、黒い塊がアパートから大量に流れ出しているのも確認できる。
事故直後の現場では、はしご車が出動し取り残された人の救助を続けていた。
救助後、住人の男性は、怯えた様子で「寝ていると爆発音で目が覚めた。怖かった。慌てて家から飛び出した」と話した。
事故の瞬間、流れ込んできていた黒い塊の正体は大量の土砂だった。アパートの入口では濁った水が流れ出していく様子もみられた。
土砂崩れがビルを貫通して…
この土砂や水はどこから来たのか。原因はアパートの裏にあった。
なんと斜面が崩れ、アパートに直撃していたのだ。
事故の瞬間、連日の豪雨でアパートの裏で土砂崩れが発生。押し寄せた大量の土砂が、ビルを貫通した。
その衝撃は、多くの部屋のガラスを吹き飛ばすほどだった。この土砂崩れで4人が負傷し、1人が死亡しているという。
(「イット!」 12月5日放送より)
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