香港を代表する観光名所の1つ、ビクトリア湾に面した遊歩道に現れたのは2500体ものパンダの置物です。
大きさは1体50センチほどで、地球上に生息するとされるパンダの数にあわせて作られました。
さまざまな表情や格好をしていて、訪れた人たちが記念写真を撮るなどして楽しんでいました。
訪れた女性は「1つずつ形が違ううえ、ぽっちゃりして、みんなかわいいです。とにかく見た目がかわいいので、香港人はパンダが大好きです」と話していました。
香港の動物園では、ことし9月に中国から新たに贈られた2頭のパンダが8日から一般に公開されるほか、来年、2025年には、ことし夏に香港で生まれた双子のパンダが公開される見通しです。
香港ではコロナ禍のあとも観光客が落ち込んだままで、香港政府は「パンダエコノミー」と銘打って、パンダを呼び物に経済の立て直しを図りたい考えです。
一方で、民主化運動への締めつけなどで国際的なイメージが傷つく中、政府の思惑どおり観光客を呼び込むことができるのか疑問視する声も出ています。
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