林芳正官房長官は11日の記者会見で、中国の海軍と海警局が艦船計90隻超を展開させていると台湾の国家安全当局者が明らかにしたことに言及した。「重大な関心を持って注視していて、情報収集・分析に努めている」と述べた。
当局者は中国が日本の南西諸島から台湾、フィリピンを結ぶ「第1列島線」の内側を中心に艦船を展開させており、中国による過去最大規模の「海上軍事行動だ」と指摘した。
林氏は「台湾海峡の平和と安定は日本の安全保障はもとより国際社会全体の安定にとっても重要だ」と話した。「日本周辺の海空域の警戒・監視などに万全を期し、米国をはじめとする同盟国・同志国と緊密に連携しながら適切に対応する」と強調した。
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