韓国の尹錫悦が、12日午前9時半すぎ談話を発表し、「私を弾劾しようが捜査しようが私はこれに堂々と立ち向かう」と述べました。
尹大統領は談話の中で、野党が相次いで閣僚の弾劾を繰り返したことや、重要な予算を削ったことなどを挙げ「巨大野党の議会独裁に対抗し大韓民国の自由民主主義と憲政秩序を守ろうとした」と非常戒厳の正当性を訴えました。
さらに、非常戒厳について「その道しかないと判断して下した大統領の憲法上の決断であり統治行為がどうして内乱になりえるのか」とも述べています。
尹大統領が談話を発表するのは12月7日以来、5日ぶりです。
一方、与党「国民の力」の韓東勲代表は、尹大統領の談話を受け「尹氏が大統領職を遂行できないことがより一層明確になった」として、党として弾劾に賛成する方針を初めて示しました。
野党は12日に弾劾訴追案を提出する方針ですが、14日の採決で弾劾が成立する可能性が徐々に高まっています。
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