南太平洋の島国、ソロモン諸島の新たな首相に「中国寄り」とされるジャーマイア・マネレ氏が選ばれた。

ソロモン諸島で2日、3月に行われた議会の総選挙を受け、新たな首相を選ぶ投票が行われた。

現地メディアによると、与党側が推していた外務・貿易相のマネレ氏が野党側の候補を上回る過半数の31票を獲得し、新たな首相に選ばれた。

ソロモン諸島では、ソガバレ前政権下の2019年以降台湾との断交に踏み切り、中国と安全保障協定を結ぶなど中国との関係を急速に深めてきた。

その政権の中枢にいたマネレ新首相は「外交政策の基本は変わらない」と述べていて、中国寄りの外交路線は継承される見通し。

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