停戦発効から2週間がたつ中、イスラエルメディアは12日、イスラエル軍がこれまで占拠していたレバノン南部の一部の集落から初めて撤退したと伝えました。
また、停戦監視にあたるレバノンの正規軍もイスラエル軍が撤退した地域に展開したことを発表しました。
停戦合意では、60日以内にイスラエル軍が撤退することになっていますが、イスラエル軍は南部の一部で占拠を続けるとともに、ヒズボラによる違反行為があったとして、レバノン各地にたびたび空爆を行ってきました。
イスラエルの公共放送は今も数千人の兵士がレバノン南部に展開しているとも伝えていて、撤退の期限となる来月末までにイスラエル軍とヒズボラの双方が着実に合意を履行するかが焦点になっています。
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