韓国の最大野党「共に民主党」などの野党6党は再び国会に提出したユン・ソンニョル大統領の弾劾を求める議案を、13日午後の本会議で報告し、14日の採決を目指しています。
韓国の世論調査機関「韓国ギャラップ」が13日に発表した、世論調査の結果では、
▽ユン大統領の支持率は就任以来、最も低い11%となったほか、
▽弾劾については、「賛成する」と答えた人が75%となって、
ユン大統領への批判が強まっています。
こうした中、13日午前、「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表は談話を発表し、「弾劾だけが混乱を終わらせる最も早くて確実な方法だ」と述べ、与党「国民の力」の議員に対し、議案に賛成するよう呼びかけました。
弾劾の議案が可決されるには、与党から少なくとも8人が賛成に回る必要がありますが、複数の韓国メディアは、賛成するとみられる与党議員が7人になったと伝えています。
与党のハン・ドンフン(韓東勲)代表は、党として弾劾に賛成する必要があるという考えを示していますが、反対すべきだとする意見も出ているということで、与党側の対応に注目が集まっています。
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