アサド政権が崩壊したシリアで、反政府勢力の一部の政治組織のトップがFNNの単独インタビューに応じ、復興には20年かかるとした上で日本に技術支援などを求めた。

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シリア国民連合 ハディ・バハラ議長:
アサドは最も恐ろしい人道的犯罪に手を染めた。復興するまで20年はかかるだろう。日本がシリア国内の技術訓練や投資により関与することを望んでいる。

国際的に承認されている政治組織「シリア国民連合」のハディ・バハラ議長は13日、樹立する政府は独裁的なアサド政権とは違い、対話を重視し民主主義に基づくべきだと強調した。

さらに、ハディ・バハラ議長は「13シリア国民全員で幅広い協議を行うべき。(2年後には)新憲法に関する国民投票が行われ、その後、大統領選挙か首相選挙が行われる」と話す。

バハラ議長は、シリア経済を立て直すため、経済制裁の解除をアメリカなどに要請したとしていますが、各国が暫定政府の動きを確認しているため、解除までに2、3カ月はかかるとの見通しを示した。

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