USGS=アメリカの地質調査所によりますと、南太平洋のバヌアツの沖合で日本時間の17日午前11時前、マグニチュード7.3の地震があり、太平洋津波警報センターによりますと、バヌアツで最大25センチの津波を観測しました。
この地震で、首都ポートビラでも大きな揺れがあり、電話などがつながりにくくなったということで、現地からの映像では、医療機関とみられる建物の前に、けが人とみられる人が運ばれたり、建物が倒壊したりしているのが映されていました。
この地震について、OCHA=国連人道問題調整事務所は17日夜、未確認としながらも、6人が死亡したという情報があると明らかにしました。
さらに、被害を受けた人は推定で11万6000人にのぼるおそれがあるとして、現地では、医療機関の受け入れ能力が限界に達しているとしています。
日本の外務省によりますと、バヌアツには、およそ80人の日本人が住んでいるということですが、これまでのところ、人的被害の情報は入っていないとしています。
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