アメリカ・ニューヨークのコロンビア大学でイスラエルのガザ攻撃に抗議するデモ隊を強制排除するために警察が踏み込んだ際、警察官が拳銃を誤射していたことがわかった。
コロンビア大学では4月30日、デモ隊がキャンパス内の建物「ハミルトン・ホール」に立てこもり、ニューヨーク市警の警察官らが踏み込んだ。
その際、建物内で“発砲音が聞こえた”との情報がデモ隊の間で広がり、警察が調査をしていた。
2日夜になり、警察は当時の状況について、男性警察官が1階のバリケードを抜けようと、拳銃についていたライトを照らしていたところ、誤って弾を1発、発砲したと明らかにした。
弾は近くの壁に当たり、周囲には警察官のほかにおらず、負傷者もいなかった。
警察は1日の記者会見で誤射について明らかにしておらず、検察当局にボディーカメラの映像を提出し、経緯を調べている。
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