旧ジャニーズ事務所の性加害問題をめぐり、元所属タレントの2人が合わせて460億円以上の賠償を求めてアメリカの裁判所に提訴したことが分かりました。

訴状によりますと、旧ジャニーズ事務所に所属していた田中純弥さんと飯田恭平さんは、それぞれ1997年と2002年にラスベガスのホテルでジャニー喜多川氏から性的虐待を受けたとして、SMILE-UP.社などを相手取り、合わせて3億ドル、日本円で460億円以上の賠償を求めてアメリカ・ネバダの裁判所に提訴しました。

2人についてSMILE-UP.社は「従前、日本国内にお住まいであり、米国の裁判所には管轄は認められないものと考えております」とコメントし、「これまでも、被害にあわれた方々に真摯に向き合い、迅速かつ適切な被害救済に努めてまいりました。引き続き、補償の公平性にも配慮しながら全力で取り組んでまいります。」としています。

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