仙台市内の食品工場で撮影された映像が物議を醸しています。食品工場で働く中国籍の従業員が手袋とマスクを外して弁当をつまみ食いしている動画がSNSで拡散され、仙台市は工場に立ち入り検査を行いました。

仙台市内の食品工場で撮影された映像。調理や盛り付けを行う従業員の姿が映っています。すると次の瞬間、手袋を外して素手でつかんだ揚げ物を“つまみ食い”。マスクを外した従業員は笑みを浮かべています。この動画が今週はじめXで拡散され、1000万回以上も再生。物議を醸しています。

街の人からは「衛生的にもよくないですよ、あり得ない」「つまみ食いして他人のつばがついたりして汚い」「一つの工場からたくさんの所に多くの胃袋に入っていくので、そういった面でもちゃんとしてほしい。本人もそうだけど、工場の管理としてやってほしいなと思います」などと嫌悪感を示す声が多く聞かれました。

さらに動画には、中国語で日本を侮蔑する呼び方とともに「毒を盛らないの?」などのナレーションも入っていました。仙台市は一般市民からの情報提供を受け工場を特定し、18日までに抜き打ちの立ち入り検査と工場の責任者への聞き取り調査を行いました。

その結果、動画は中国籍の従業員が今年の春から夏にかけて撮影し、SNSにアップしたものと判明。中国語のナレーションは工場の責任者が動画を確認した時点ではなかったということで「従業員ではない別の誰かが編集したもの」と話しているということです。

工場で作られた弁当は、県内や東北の一部の県に出荷されましたが、健康被害などは確認されていません。仙台市は工場に報告書の提出を求めていて、今後、指導を行うことにしています。

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