【キーウ、モスクワ共同】国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長は20日、ロシアの侵攻が続くウクライナ情勢について安全保障理事会で報告し、侵攻開始後のウクライナ民間人の死者が1万2340人、負傷者は2万7836人に達したと明らかにした。  中満氏は、今年1月から11月末までのロシアの空爆で、民間人341人が死亡し1803人が負傷したと報告。前年比でそれぞれ3倍増と6倍増だと指摘した。  ウクライナ軍によるミサイルや無人機でのロシア領攻撃にも言及し、民間施設の被害が報告されていると述べた。

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