【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止や人質解放を巡り、イスラエルとイスラム組織ハマスの間接交渉が4日、エジプトの首都カイロで始まった。ロイター通信が伝えた。ハマス壊滅を掲げてきたイスラエルと、戦闘終結を強く求めるハマスが、詰めの交渉で妥協点を見いだせるかどうかが焦点だ。  イスラエルは休戦や人質解放の段取りを3段階で提案している。ハマス幹部は交渉開始後、ロイターに「合意には戦闘終結とガザからの完全撤収が含まれなければならない」と強調した。  イスラエルメディアによると、同国外交筋は、ハマスが戦闘終結を要求して「合意の可能性をくじいている」と批判した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。