米サウスカロライナ州チャールストンで、共和党候補指名争いからの撤退表明に臨むヘイリー元国連大使=3月6日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いから3月6日に撤退したヘイリー元国連大使の支持者の票が、11月の本選でどの候補に流れるのか注目されている。激戦が見込まれる東部ペンシルベニア州では4月23日の共和党予備選で、投票総数の16・6%に当たる16万票近くをヘイリー氏が獲得。トランプ前大統領でまとまりきれない党の現状が浮かんだ。  民主党のバイデン大統領の陣営は党派を超えた支持を呼びかけ、4月29日の声明でも「トランプ氏に夢中になる国民より、国を愛する気持ちでつながる国民の方が多い」と秋波を送った。


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