中国国旗(ロイター=共同)
【北京共同】中国外務省の林剣副報道局長は6日の記者会見で、カナダ政府の調査委員会が公表した過去の総選挙で中国の介入があったとする報告書について「完全にでたらめだ」と反発した。「強烈な不満と断固とした反対」を表明し、カナダ側に抗議の申し入れを行ったと明らかにした。 調査委は3日、2019年と21年の総選挙で外国からの介入があったとする報告書を公表。中国が「最も執拗で脅威」だったと結論付けた。 林氏は「中国がこれまでカナダへの内政干渉に関心を持ったことはない」と主張。介入したとする証拠も示されておらず「極めて無責任だ」と批判し、「カナダ側には事実と向き合うことを促す」と訴えた。
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