アメリカのトランプ前大統領が退任後にホワイトハウスから機密文書を持ち出したとして起訴された事件の初公判が、無期限に延期となった。

フロリダ州の連邦地裁の判事は7日、5月20日に開かれる予定だった初公判の日程を取り消すとともに、公判前の手続きを7月22日まで続けると発表した。

これについて現地メディアは、「大統領選前に行われるのはニューヨークで行われている裁判だけになる可能性が大きくなった」と報じている。

4つの刑事事件を抱えているトランプ氏にとって、今回の延期は、11月の大統領選での返り咲きに向けて追い風となる。

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