タイ国旗=2014年(AP=共同)

 【バンコク共同】タイ上院議員の任期が満了し、新たな方式での選出手続きの実施が11日、官報で公表された。2014年のクーデターで軍が実権を握ったタイは19年に民政移管したが、上院議員は軍が任命しており、首相指名選挙などで影響力を保っていた。新方式は職業や専門分野別に立候補を受け付けて互選で実施、結果は7月ごろまでに判明する見込み。  新方式でも国民に直接投票の機会はないが、定数250を200に削減。上下両院で実施していた首相指名選挙への上院の参加権を廃止する。


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