【北京共同】韓国の趙兌烈外相が13日、韓国外相として6年半ぶりに中国北京を訪問した。王毅外相と会談し、冷え込んだ関係の修復を図る。韓国の尹錫悦政権は核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮を抑止するため、米国や日本との安全保障協力を強化しており、中国は対米傾斜を強めないよう韓国にくぎを刺す。今月下旬の開催を調整中の日中韓首脳会談についても協議する。  韓国メディアによると、趙氏は訪中を前に金浦空港で記者団に対し、外相会談で北朝鮮核問題や北朝鮮のロシアに対する武器供与について、中国が「建設的な役割」を果たすよう促す考えを示した。


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