北朝鮮の金正恩総書記が重要軍需工場を視察し、放射砲を扱う部隊の戦闘力強化を指示したと北朝鮮メディアが報じた。

13日付の労働新聞は、金総書記が12日までの2日間、軍需工場の「国防工業企業所」を視察し、放射砲の移動式発射台を自ら運転する様子や新型の狙撃銃を試し撃ちする様子などを公開した。

北朝鮮は韓国の首都圏を狙うとされる改良型の放射砲を2024年から軍に配備するとしていて、金総書記は移動式発射台の生産を一層拡大し、戦闘力を強化するよう指示した。

韓国メディアは金総書記の視察について対外的に兵器を輸出するためアピールする狙いがあるとしている。

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