ロシアの新しい国防相に指名されたアンドレイ・ベロウソフ氏が、兵士の待遇改善など戦時経済にテコ入れする考えを示した。
ロシアのプーチン大統領は12日、ショイグ国防相を交代させ、第1副首相だったアンドレイ・ベロウソフ氏を新たな国防相に任命する人事を上院に提案している。
こうした中、ベロウソフ氏は13日、ウクライナ侵攻に関する議会に出席し、兵士の福利厚生なども含めた待遇改善が必要との認識を示した。
ベロウソフ氏「(兵士の)生活は金銭的な手当てだけでは成り立たない。まだやるべきことがいくつかある」
ベロウソフ氏は、プーチン政権下で経済発展相や経済担当の大統領補佐官を歴任していて、ウクライナ側は、戦時経済を一段と強固にして長期戦に備える狙いがあるとみて、警戒を強めている。
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